インストール/設定
PHP Manual

実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

ファイルシステムおよびストリーム設定オプション
名前 デフォルト 変更の可否 変更履歴
allow_url_fopen "1" PHP_INI_ALL PHP <= 4.3.4 では PHP_INI_ALL、PHP < 6 では PHP_INI_SYSTEM。 PHP 4.0.4 から利用可能です。
allow_url_include "0" PHP_INI_ALL PHP 5 では PHP_INI_SYSTEM。PHP 5.2.0 から利用可能です。
user_agent NULL PHP_INI_ALL PHP 4.3.0 から利用可能です。
default_socket_timeout "60" PHP_INI_ALL PHP 4.3.0 から利用可能です。
from "" PHP_INI_ALL  
auto_detect_line_endings "0" PHP_INI_ALL PHP 4.3.0 から利用可能です。

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

allow_url_fopen boolean

このオプションにより、URL対応のfopenラッパーが使用可能となり、 ファイルのようにURLオブジェクトをアクセスできるようになります。 デフォルトのラッパーが、ftpまたはhttpプロトコルを用いて リモートファイルに アクセスするために提供されています。zlibのようないくつかの拡張モジュールが ラッパーを追加することがあります。

注意: この設定はセキュリティ上の理由で php.ini 中でのみ設定可能です。

注意: このオプションは、バージョン4.0.3のリリース直後に追加されました。 4.0.3を含む以前のバージョンでは、この機能は、設定スイッチ --disable-url-fopen-wrapper を使用することに より、コンパイル時にのみ無効にすることができます。

警告

PHP 4.3より前のWindows版では、以下の関数は、リモートファイルの アクセスをサポートしません。: include(), include_once(), require(), require_once(), GD および Image 関数 拡張モジュールの imagecreatefromXXX

allow_url_include boolean

このオプションを指定すると include()include_once()require()require_once() で URL 対応の fopen ラッパーが使用できるようになります。

注意: この設定を使用するには、allow_url_fopen が on でないといけません。

user_agent string

送信する PHP 用のユーザエージェントを定義します。

default_socket_timeout integer

ソケットベースのストリームのデフォルトの有効時間(単位は秒)を定義します。

注意: この設定は、PHP 4.3で追加されました。

from string

匿名ftp用パスワード(自分のemailアドレス)を定義します。

auto_detect_line_endings boolean

onにした場合、PHPは fgets() および file() により読み込まれたデータを評価し、UNIX、MS-DOS、Machintoshの行末 表記を使用しているかどうかを調べます。

これにより、PHPがMacintoshシステムと相互運用できるようになりますが、 デフォルトはOffとなっています。これは、最初の行の行末表記を検出 する際にごく僅かな性能劣化があるためと、UNIXシステムのもとで復改 文字を項目セパレータとして使用している人が従来のバージョンと互換 性がない動作であると感じる可能性があるためです。

注意: この設定オプションは、PHP 4.3で追加されました。


インストール/設定
PHP Manual