PHP 4.2.0 以降、本関数はデフォルトで有効となっています。 --without-pcre-regex で PCRE 関数を 無効にすることができます。 付属のライブラリを使用しない場合、 --with-pcre-regex=DIR を使用して PCRE のインクルードおよびライブラリファイルがある場所 DIR を指定してください。 以前のバージョンでは、本関数を使用するためには --with-pcre-regex[=DIR] を指定して PHP を configure およびコンパイルする必要があります。
Windows 版の PHP には この拡張モジュールのサポートが組み込まれています。これらの関数を使用 するために拡張モジュールを追加でロードする必要はありません。
注意: PHP 5.3.0 以降では、この拡張モジュールは無効化できなくなります。 つまり、常に存在することになります。
外部の PCRE ライブラリを使用してビルドすることも可能で、その場合は --with-pcre-regex=DIR を使用します。
PCRE は活発なプロジェクトであり、変化し続けています。 PHP で使える機能もそれに依存しています。 PHP のドキュメントも部分的に時代遅れになっている可能性があり、 PCRE の最新機能は網羅できていないかもしれません。 変更点の一覧は、 » PCRE ライブラリの変更履歴 を参照ください。また、バンドルされている PCRE の履歴も参考になるでしょう。
PHP バージョン | PCRE バージョン | 備考 |
---|---|---|
4.4.7 | 7.7 | |
5.0.0 | 4.5 | |
5.0.5 | 5.0 | |
5.1.0 | 6.2 | |
5.2.0 | 6.7 | |
5.2.2 | 7.0 | |
5.2.4 | 7.2 | |
5.2.5 | 7.3 | |
5.2.6 | 7.6 | |
5.2.7 | 7.8 | |
5.3.0 | 7.9 |