(PHP 4, PHP 5)
uniqid — 一意な ID を生成する
マイクロ秒単位の現在時刻にもとづいた、接頭辞つきの一意な ID を取得します。
これが有用なのは、たとえば複数ホストで同時に ID を生成するような場合です。このような場合、同じマイクロ秒で同じ ID が生成されてしまう可能性があります。
空の prefix を指定すると、 返される文字列は 13 文字となります。 more_entropy が TRUE の場合は 23 文字となります。
TRUE にすると、uniqid() は 返り値の最後にさらに別のエントロピーを (線形合同法を使用して) 追加します。これにより、結果がより一意になります。
一意な識別子を文字列で返します。
一意な ID またはトークンが必要な場合、そして、ネットワーク経由で ユーザにそのトークンを渡そうとする場合(例えば、セッションクッキー)、 次の例のようにするのが推奨されます。
この例は、極めて予測困難な 32 文字の ID(128 ビット十六進数) を作成します。
例1 uniqid() の例
<?php
// 接頭辞なし
// PHP 5 以降でのみ動作します
$token = md5(uniqid());
// よりよい、推測しにくい方法
$better_token = md5(uniqid(mt_rand(), true));
?>
バージョン | 説明 |
---|---|
5.0.0 | パラメータ prefix が必須ではなくなりました。 |
4.3.1 | prefix の制限が 114 文字までではなくなりました。 |
注意: Cygwin でこの関数を動作させるには、 more_entropy を TRUE にする必要があります。