(PECL maxdb >= 1.0)
maxdb_stmt_result_metadata — プリペアドステートメントから、結果セットのメタデータを返す
手続き型
オブジェクト指向型 (メソッド)
maxdb_prepare() に渡されたステートメントが 結果セットを作成するものであった場合に、 maxdb_stmt_result_metadata() は結果リソースを返します。 これを使用することで、フィールドの総数や各フィールドの情報といったメタ情報を 処理することができます。
注意: この結果セットポインタは、結果セットメタデータを処理するフィールドベースの関数、 例えば以下のような関数への引数として渡すことができます。
結果セットの構造体は、使用が終わったあとに開放しなければなりません。 そのためには、それをmaxdb_free_result() に渡します。
注意: maxdb_stmt_result_metadata() が返す結果セットには、 メタデータのみが含まれます。結果の行は含まれません。行を取得するには、 ステートメントハンドルを maxdb_fetch() に渡します。
maxdb_stmt_result_metadata() は結果リソースを返します。 エラーが発生した場合には FALSE を返します。
例1 オブジェクト指向型
<?php
$maxdb = new maxdb("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");
$maxdb->query("CREATE TABLE temp.friends (id int, name varchar(20))");
$maxdb->query("INSERT INTO temp.friends VALUES (1,'Hartmut')");
$maxdb->query("INSERT INTO temp.friends VALUES (2, 'Ulf')");
$stmt = $maxdb->prepare("SELECT id, name FROM temp.friends");
$stmt->execute();
/* メタデータの結果セットを取得します */
$result = $stmt->result_metadata();
/* メタデータの結果セットからフィールド情報を取得します */
$field = $result->fetch_field();
printf("フィールド名: %s\n", $field->name);
/* 結果セットを閉じます */
$result->close();
/* 接続を閉じます */
$maxdb->close();
?>
例2 手続き型
<?php
$link = maxdb_connect("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");
maxdb_query($link, "CREATE TABLE temp.friends (id int, name varchar(20))");
maxdb_query($link, "INSERT INTO temp.friends VALUES (1,'Hartmut')");
maxdb_query($link, "INSERT INTO temp.friends VALUES (2, 'Ulf')");
$stmt = maxdb_prepare($link, "SELECT id, name FROM temp.friends");
maxdb_stmt_execute($stmt);
/* メタデータの結果セットを取得します */
$result = maxdb_stmt_result_metadata($stmt);
/* メタデータの結果セットからフィールド情報を取得します */
$field = maxdb_fetch_field($result);
printf("フィールド名: %s\n", $field->name);
/* 結果セットを閉じます */
maxdb_free_result($result);
/* 接続を閉じます */
maxdb_close($link);
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
フィールド名: ID