(PHP 4 >= 4.0.4, PHP 5)
call_user_func_array — パラメータの配列を指定してユーザ関数をコールする
param_arr にパラメータを指定して、 function で指定したユーザ定義関数をコールします。
コールする関数。
関数に渡すパラメータを指定する配列。
関数の結果、あるいはエラー時に FALSE を返します。
例1 call_user_func_array() の例
<?php
function foobar($arg, $arg2) {
echo __FUNCTION__, " got $arg and $arg2\n";
}
class foo {
function bar($arg, $arg2) {
echo __METHOD__, " got $arg and $arg2\n";
}
}
// foobar() 関数に引数を 2 つ渡してコールします
call_user_func_array("foobar", array("one", "two"));
// $foo->bar() メソッドに引数を 2 つ渡してコールします
$foo = new foo;
call_user_func_array(array($foo, "bar"), array("three", "four"));
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
foobar got one and two foo::bar got three and four
例2 call_user_func_array() での名前空間の使用法
<?php
namespace Foobar;
class Foo {
static public function test($name) {
print "Hello {$name}!\n";
}
}
// PHP 5.3.0 以降
call_user_func_array(__NAMESPACE__ .'\Foo::test', array('Hannes'));
// PHP 5.3.0 以降
call_user_func_array(array(__NAMESPACE__ .'\Foo', 'test'), array('Philip'));
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
Hello Hannes! Hello Philip!
例3 ラムダ関数の使用
<?php
$func = function($arg1, $arg2) {
return $arg1 * $arg2;
};
var_dump(call_user_func_array($func, array(2, 4))); /* PHP 5.3.0 以降 */
?>
上の例の出力は以下となります。
int(8)
注意: param_arr 内で参照される変数は、 関数に参照渡しされます。それ以外は値渡しとなります。 つまり、パラメータが値渡しとなるか参照渡しとなるのかは、 関数のシグネチャには依存しないということです。